シニア期の犬猫と住まい

今回は「シニア期の犬や猫との暮らし」についてです。

犬も猫も、7歳ごろからシニア期に入ると言われています(※犬種や体の大きさによって変わります)。

年齢を重ねると、足腰が弱くなったり、目が見えにくくなったりして、若いころには平気だった段差や床が負担になることがあります。今回は、シニア期のペットにやさしい住まいの工夫を解説していきます。


【段差をなくす・ゆるやかにする】

ソファやベッドへの上り下り、玄関の段差は、足腰に大きな負担がかかります。

  • ソファやベッドの横に、ゆるやかなスロープやステップを置く
  • スロープの表面には、すべりにくいカーペットなどを貼る
  • 猫のキャットタワーやキャットステップは、段の間隔をせまくする

跳び乗れなくなったときは、「ゆっくり上れる道」をつくってあげましょう。

【すべりにくい床】

足腰が弱くなると、フローリングでふんばりがきかなくなり、すべって転びやすくなります。

よく歩く場所には、マットやラグを敷いたり、すべりにくい床材に替えたりするのがおすすめです。

(以前のコラム「犬にやさしい床の選び方」もあわせてご覧ください)

【トイレ・お水・寝床の位置】

  • トイレやお水の場所を、寝床の近くにまとめる
  • トイレの入口の段差を低くする
  • 寝床は、出入りしやすい低いものにする

移動の距離が短くなると、失敗も減り、ペットも飼い主さんも楽になります。

【夜の足元と温度】

目が見えにくくなったペットのために、夜は足元を照らす小さな明かりをつけておくと安心です。

また、シニア期は体温の調節も苦手になるので、夏の暑さや冬の寒さにも、これまで以上に気をつけてあげましょう。

【家具の配置はなるべく変えない】

目や耳が弱くなったペットは、家具の位置を覚えて歩いていることがあります。

模様替えをするときは、通り道をふさがないように注意しましょう。

【まとめ】

シニア期のペットには、段差をゆるやかにすること、すべりにくい床、トイレやお水を近くにまとめることが大切です。

長く一緒に暮らしてきた家族が、これからも安心して過ごせるように、住まいを少しずつ見直してみませんか?

DYELINE では、スロープやステップなど、ペットのための造作・家具のご相談もお受けしています。


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