サイン・看板工事の決まりと段取り

今回は「サイン・看板工事」についてお話しします。

お店の看板は、お客様に見つけてもらうための大切な目印です。

ただ、看板はどこにでも自由に付けられるわけではなく、自治体の決まりやビルのルールがあります。今回は、サイン・看板工事の決まりと、進めるときの段取りを解説していきます。


【屋外広告物の許可】

建物の外に出す看板は「屋外広告物」にあたり、屋外広告物法と、各自治体の屋外広告物条例で決まりが定められています。

  • 看板の大きさや高さ、道路への出っぱり
  • 色や光り方(点滅など)の制限
  • 地域によっては、景観の決まり

多くの場合、取り付ける前に自治体の許可が必要です。大きさや場所によって許可がいらない場合もありますが、自治体ごとに違うので確認が欠かせません。許可までに時間がかかることもあるので、オープンの日から逆算して早めに申請しましょう。

【ビルの承認】

テナントビルや商業施設では、看板のデザインや位置について、ビル側の承認が必要です。

  • 看板を付けられる場所と大きさ
  • 文字や色、照明の決まり
  • 施設全体でそろえるデザインのルール

ビル側の承認が出てから、自治体への申請や製作に進むのが一般的な流れです。

【取付の下地と重さ】

看板は、外壁や天井にしっかり固定する必要があります。

重い看板や、道路に突き出す看板は、落ちると大きな事故につながります。

  • 取り付ける壁の中の下地や、建物のつくりを確認する
  • 看板の重さに合った金物と、固定の方法を選ぶ
  • 取り付けたあとも、定期的に点検する

古い建物では、外壁の傷みぐあいも事前に確認しておきます。

【照明と電源】

中から光る看板(内照式)や、看板を照らすスポットライトには、電源が必要です。

看板の近くまで配線しておく必要があるので、内装工事と一緒に計画しておくとスムーズです。点灯する時間をタイマーで決める場合も、早めに打ち合わせておきましょう。

【デザインデータ】

看板の製作には、ロゴや文字のデータが必要です。

  • ロゴは、拡大してもぼやけない形式のデータ(ベクターデータ)で用意する
  • 色は、色見本の番号などで指定する
  • 製作の前に、図面で文字の向きや大きさを確認する

特に、ガラスの内側から貼るシートは、外から見て文字が正しい向きになるよう、裏返しで印刷します。さかさまになっていないか、しっかり確認しましょう。

【まとめ】

看板工事では、自治体の許可、ビルの承認、取付の下地、電源、デザインデータと、確認することがたくさんあります。

DYELINE では、看板のデザインから申請、製作・取付まで、内装工事とあわせてお手伝いしています。


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