
今回は「美容室の内装」についてお話しします。
美容室は、シャンプー台やドライヤー、カラーやパーマの薬剤など、水と電気をたくさん使うお店です。
見た目のデザインだけでなく、設備の計画がとても大切になります。今回は、美容室の内装で気をつけたいポイントを解説していきます。
【シャンプー台の給排水と給湯】
シャンプー台には、水とお湯の配管、排水の配管が必要です。
- 排水管には傾き(勾配)が必要なため、床を上げて配管のスペースをつくることがある
- 髪の毛が流れるので、排水口に髪の毛を受けるしくみをつける
- 何台も同時に使うので、給湯器の大きさに余裕を持たせる
テナントビルでは、排水をつなげられる場所が決まっていることも多いので、シャンプー台の位置は物件を決める前に確認しておきましょう。
【電気の容量】
ドライヤーは電気をたくさん使うため、何台も同時に使うと、ブレーカーが落ちてしまうことがあります。
- セット面ごとに、ドライヤー用のコンセントを別の回路で用意する
- 給湯器やエアコン、照明も含めた、お店全体の電気の容量を確認する
ビルから引ける電気の容量には上限があるので、足りるかどうか早めに確認しておきます。
【鏡と照明】
セット面の照明は、お客様の顔や髪の色が自然に見えることが大切です。
カラーの仕上がりを正しく見るために、演色性(物の色の見え方を表す数値、Ra)の高い照明を選ぶのがおすすめです。
また、顔に影ができないよう、鏡のまわりや正面から光が当たるように配置します。
【床の防水と掃除】
シャンプー台のまわりは水がはねやすく、床には切った髪の毛が落ちます。
- シャンプー台のまわりは、水に強く、すべりにくい床材にする
- 髪の毛を掃きやすい、継ぎ目の少ない床にする
- カラー剤がついても、しみになりにくい素材を選ぶ
【保健所の基準】
美容室を開くには、美容師法に基づいて、保健所へ「美容所の開設届」を出し、検査を受ける必要があります。
- 作業する場所の広さ
- 床や腰壁を、掃除しやすい材料で仕上げる
- 明るさや換気、消毒の設備
など、地域ごとに細かい基準があります。図面の段階で保健所に事前相談しておくと安心です。
【まとめ】
美容室の内装では、シャンプー台の給排水と給湯、電気の容量、鏡と照明、床の防水、保健所の基準がポイントです。
DYELINE では、美容室の内装デザインから設備の計画、施工までお手伝いしています。お気軽にご相談ください。
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