造作家具と既製家具のちがい

今回は「造作家具と既製家具のちがい」についてお話しします。

お店やオフィスの家具には、その場所に合わせてつくる「造作家具(ぞうさくかぐ)」と、カタログやショールームから選ぶ「既製家具(きせいかぐ)」があります。

今回は、それぞれの特徴と、使い分けのポイントを解説していきます。


【造作家具は寸法と素材が自由】

造作家具は、図面をもとに一つひとつつくる家具です。

  • 壁から壁まで、すき間なくぴったり納められる
  • 柱や梁の出っぱり、窓の位置に合わせてつくれる
  • 扉の色や天板の素材を、内装の仕上げとそろえられる

受付カウンターや壁一面の収納、ディスプレイ棚など、お店の顔になる家具によく使われます。

【既製家具は早くて選びやすい】

既製家具は、すでに形が決まっている家具です。

  • 実物やサンプルを見てから選べる
  • 注文してから届くまでが早いものが多い
  • 移転のときに、そのまま持って行きやすい

オフィスのデスクや椅子、会議テーブルなどは、既製家具を使うことが多いです。

【費用と納期の違い】

造作家具は、設計・製作・取付の手間がかかるため、同じ大きさなら既製家具より費用が高くなることが多いです。

納期も、図面の確認から製作まで1〜2か月ほど見ておくと安心です(※目安です)。

一方で、既製家具でも、輸入品や受注生産のものは届くまでに時間がかかることがあるので、早めに確認しておきましょう。

【壁や床との取り合い】

造作家具は、壁や床にしっかり固定することが多いため、内装工事と一緒に考える必要があります。

  • 壁の中に、固定用の下地(補強の板)を入れておく
  • 家具の中に、コンセントや照明を組み込む
  • 床や巾木(はばき)との納まりを決めておく

内装の工事が終わってからでは、下地や配線を入れるのが難しくなります。計画の段階から、家具も一緒に考えておくのがおすすめです。

【使い分けのポイント】

お客様の目に入る場所や、寸法をぴったり合わせたい場所は造作家具。数をそろえたいものや、あとで動かしたいものは既製家具。

このように組み合わせると、費用をおさえながら、まとまりのある空間になります。

【まとめ】

造作家具は寸法や素材を自由に決められ、既製家具は早く手軽にそろえられます。それぞれの良さを生かして、場所ごとに使い分けることが大切です。

DYELINE では、造作家具・特注家具の設計・製作から取付まで、内装工事とあわせてお手伝いしています。


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